（5741）UACJの決算書を読んでですが株価も下落してええところじゃないでしょうか。

ダイキンがエアコン素材の一部を銅からアルミに変更を検討という記事をみかけたので

アルミは注目していたのですが違う部分で良い面がみつかりました。

まずは構造改革で生産拠点を集約し２１０億円を目途としている点です。

今年度の営利が３３０億円であり、かなりの割合となっています。
（今年度はアルミ価格の一服で評価益が減少。昨年の営利は５９５億円）

次に北米の需要が増加しているとのこと。

アメリカのある製造工場の増強を検討しているとのこと。
（増強しないほうがこちらとしては安心ですが）

今後の増加予測についても決算書にのっています。

UACJの強味を缶材だということ。

つまり飲料に良く使用されていると思い景気に大きく左右されないのではないか。
（値上げで本数が減る可能性はありますが・・・）

下方修正をだした日本軽金属は半導体製造向けやリチウムイオン電池の販売が減少が

影響したとのことですが缶材については軽微なのではないかと予想します。

またアルミはリサイクルできるという点で資源が限られてくる現代において

今後さらに必要とされるのではないか。

またリサイクルのCO２の発生量が低くその点でも評価されていくと思います。
（CO２発生量の割合　アルミナから生産する場合９：リサイクルの場合１）

日本製鉄が株を売却し株価が下がる一つの要因でしたが

理由は持ち合い解消とのこです。

本当の真意はわかりませんがとりあえず信じましょう。

現在は若干の含み益ですが３０００を超えるまでがっしりと握りたいと思います。